【経験談】コロナ禍の台湾からオーストラリア・メルボルンへ渡豪記録

オーストラリア

こんにちは、KANAぶんです。

先日2022年1月4日にETAビザ(観光ビザ)で台湾からオーストラリアはメルボルンに無事到着しましたので、その時の体験をブログに残しておこうと思います。


ちなみに私が最後にオーストラリアに入国したのは2020年12月だったので、約2年ぶりの渡豪になりました。コロナ前とは全然心構えや準備が違いますのでそのあたりも踏まえて残しておきます。ただ、今後情報が変わっていく可能性は大いにあるので、私の【体験談】として読んでいただけたらと思います。



まずは私の状況をざっと説明

2022年1月18日現在、日本人がオーストラリアに行ける条件としてはざっくりと「有効なビザを持っていること」になります。そもそもオーストラリアに旅行に行く際にもETAというビザは必須なので、コロナがなくてもビザなしでは入れないのですが、私にとって少し厄介な条件がありました。

それは、学生ビザやワーキングホリデービザなどを持っている人は台湾からでもオーストラリアに行けるのに対し、ETAビザでは「日本からオーストラリアに行かないといけない」という条件です。


私は既にワーホリを終えており、また将来的にすぐ現在のパートナーとパートナービザの申請を考えていたため学生ビザを申請する気はなく、ETAでの入国を考えていました。

また、当時はパートナーと一緒に台湾に住んでいたため、わざわざコロナ禍に日本に帰国しオーストラリアに行くよりは、パートナーと一緒に台湾からオーストラリアに行ける方が効率的でした。


こんな珍しいパターンはなかなかないと思いますが、どうしても台湾からETAビザで行きたい私たちが試せる方法は1つ、「Travel Exemptionを取得し渡豪する」です。


Travel Exemption取得方法については説明は省きますが、何とか無事に取得でき、台湾から渡豪することに成功しました。



渡豪当日、台湾・桃園空港でチェックイン

当日は出発2時間半前に空港に到着。チェックインカウンターに行く前に荷物の重さを最終チェックし、2時間前くらいにチェックインカウンターへ。


今回はチャイナエアラインを利用しました。というか、台湾からメルボルンへの直行便はチャイナエアラインだけでした。


チェックインカウンター付近に行くとまず数名のスタッフに下記を確認されます。電子媒体のものは全部プリントアウトしているとチェックがスムーズです。

  • ビザを証明するもの
  • ATD(Australia Travel Decralation)
  • Permission to enter Victoria
  • PCR検査の陰性証明書
  • ワクチン接種証明書
  • Travel Exemption(必要な人のみ)

上記のATDって何?とかわからない人はググってください(笑)

ビザを証明するものとして、私はETAが受理されたときに来たメールを印刷しました。その他もメールを印刷したかな。


ちゃちゃっとチェックされチェックインカウンターへ。チェックイン時にも結局同じ書類を見せ確認されます。ただ、この時に私のExemptionやETAについてスタッフの方がイミグレーションかどこかに確認をとる必要があったらしく合計で30分以上手続きに時間がかかりました。

日本からETAで出国すればきっとこんな確認はいらないと思いますが、やはり空港には早めに来た方がいいです。


無事にチェックインが終わった後は、荷物検査や出国手続きも問題なく終わりました。



(おまけ)機内の様子

同じ飛行機に搭乗した乗客は30名弱だったそうで、機内はがらがら。3列シートを独り占めできました。コロナ禍で何回か国際線に乗りましたが、普段より航空券が高いと言えど、3列シートに寝転べるのは凄いありがたいです。


機内でのコロナ感染をできるだけ避けるため、感染対策としてサニタイザーや除菌シートなども持ってきた方がいいです。

機内ではnorthfaceのポーチ付きアメニティやマスクなども配られました。

チャイナエアラインのアメニティ

機内食も美味しかったですが、コロナ禍はドリンクの提供結構控えられてます。言えば持ってきてくれるのかもだけど、言えずに渡されたものだけを飲む私(笑)

2022年1月チャイナエアライン機内食


機内ではオーストラリアの入国カードを配られます。そこに何を持ち込んでいるか申告する項目もあります。申告し忘れてばれたときは罰金が科せらるので注意です。



メルボルン空港到着・入国審査

空港に到着したら、まずは入国審査がありますが、日本のパスポート保持者はすべて機械を通してここを通過します。

まずはパスポートをこの機械に読み込んでもらいカードを受けとります。日本のパスポートを入れると日本語表示になるので英語に自信がない人も少し安心できますね。

そのカードを入国審査のところにあるまた別の機械に通して顔写真を撮って終わりです。ビザ等に問題がなければ人と話さず入国審査が終わります。(すごいざっとした説明ですみません。)


空港はガラガラで待ち時間なくスムーズでした。


オーストラリアでは入国審査時にパスポートに押してもらうスタンプは基本もらえません。どうしても必要な場合は入国審査前に空港スタッフに聞きましょう。



思わぬ検査を受けることに

入国審査を終えると、荷物の受け取り場所につきます。

自分の荷物を受け取り、入国カードとともに出口へ向かいます。その出口手前で空港職員が機内で書いた入国カードを確認し回収します。

私は食品を持ち込んでいたため、入国カードに食品の持ち込みを申告していました。

何回かオーストラリアに入国したことがあるのですが、メルボルン空港ではいつも食品持ち込みで申告をしていても、出口手前で何を持ち込んでるのか聞かれて説明するとすぐ出口に通してくれていました。


しかし、今回は何と出口ではない方向へ案内されるはめに・・・

ちゃんと申告しているので罰金などの心配はしていませんでしたが、「カバンを全部開けられるのか?めんどくさいいいいいい。」という心境でドキドキ・・・。


そして次の門番(空港スタッフ)にも同じ質問をされます。

空港職員
空港職員

何持ってきたん?

KANAぶん
KANAぶん

パイナップルケーキとお茶と常備薬などです…。

(内心ヒヤヒヤ)

OK, あっち行ってね~。

(出口じゃない方指さす)

KANAぶん
KANAぶん

OK~

(うわ~最悪うううええ)

ってなことで、まさかのまた違うところへ案内されることに(笑)

カバン開けられるのか最悪や・・・と思っていた矢先に見えたものは・・・

KANAぶん
KANAぶん

わ!わんちゃんがいるうううう!!!!!

通されたところは犬検査のところでした(笑)カバン開けずに済みました(笑)

犬に荷物の匂いを嗅がれ即終了。



あ、ちなみに、出発前に用意したたくさんの書類や、お金をかけたPCR検査の結果など全く見られませんでした(笑)Travel Exemptionなんて1か月半も準備に時間を費やしたのに…。ちょっとがっかりでした(笑)


でも備えあれば患いなしなので、みなさんも準備は万全にしてください!!



空港を出たら

2022年1月18日現在、空港からメルボルン市内へのSkybus(シャトルバスみたいなの)は稼働していないのでUberまたはTaxiで目的地まで行く必要があります。

空港前のUber乗り場

空港を出るとUberの看板が見えたのでそこでUberに乗り込みます。私たちはほぼ待ち時間ゼロでしたが、そこには国内旅行から帰ってきた人たちもうじゃうじゃいるので、ここでコロナに感染しないように注意してください。ここでコロナにかかると楽しみにしていたオーストラリア生活が台無しですよ。


時間帯にもよると思いますがUberやTaxiを拾うのは難しくはないと思います。あらかじめUberのアプリをダウンロードしておきましょう。オーストラリアではUberもTaxiもクレジット決済ができるので、現金を持っていなくても安心です。


そんな感じで私たちは無事にステイ先に着きました。



まとめ

こんな感じで無事に台湾からオーストラリアはメルボルンに到着することができました。特にトラブルもなかったし、恐れていたコロナ感染もせず帰ってこれたのでホッとしています。


現状、メルボルンに着いてから24時間以内にPCRテスト(RAT含む)をして陰性ならば普通通りの生活ができるようになりました。


私たちは今高齢のパートナーの母と同居しているため、コロナに感染しないよう努めていますが、中にはメルボルンついて割とすぐに感染している日本人もいるようです。異国の地でコロナに感染して最悪なオーストラリアの思い出を作らないように気を付けたいですね。

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